健康な人の血糖値

血糖値は、mg/dlの単位であらわされます。
つまり、1dlの血液の中に何ミリグラムのブドウ糖が含まれているかを示すのが血糖値というわけです。
健康な人であれば、血糖値は70~100mg/dlくらいの間で変動し、ほぼそお範囲内で一定レベルに調節されています。
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主なエネルギーは糖質に依存

ものを持ち上げたり、走ったりといった私たちの活動には、エネルギーが欠かせません。しかし、こうした活動だけでなく、血液が体内を循環し、胃腸が働き、新しい物質が合成される、といったことなどにもエネルギーが必要です。
このエネルギーを得るために、私たちは食物を摂ります。食物には、3大栄養素といわれる糖質、タンパク質、脂質などが含まれています。タンパク質は、私たちの体を形づくる細胞を構成する物質の材料になるだけでなく、エネルギー源にもなります。また脂質もエネルギー源になります。しかし、主なエネルギーは実は糖質に依存しています。
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血糖の調節に様々なホルモンが働いています

体内でのブドウ糖の運搬は、血液によって行われます。血液の中に溶け込んだブドウ糖を血糖といいます。そして、その濃度を血糖値といいます。
健康な状態では、血糖値は常に一定に調節されています。この調節を担っているのが、数種類のホルモンです。
たとえば血糖が低くなった場合、グルカゴンやアドレナリン、コルチゾールなどといったホルモンが作用して、血液の中にブドウ糖を供給するように働きます。肝臓に蓄えられたグリコーゲンが再びブドウ糖に換わるように作用するのです。
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糖尿病の本質

糖尿病とは、インスリンの作用が不足して起こる病気です。
インスリンの作用が不足するため、ブドウ糖は利用されにくくなり、体内にだぶついて血液中に溜まります。
当然、血糖値は高くなり、その状態が慢性的に続くことになります。
この状態を高血糖と呼び、これが糖尿病の本質です。
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ブドウ糖の体内での働き

小腸から吸収されたブドウ糖は、一度肝臓に送られ、肝臓では、エネルギーを貯蔵するための物質であるグリコーゲンに作り変えられます。
肝臓を通り抜けた残りのブドウ糖は、筋肉に送られ、エネルギー源として利用されたり、やはりグリコーゲンに作り変えられたりします。
肝臓や筋肉でグリコーゲンが十分な量になると、余ったブドウ糖は、皮下脂肪などの脂肪組織にも送られて脂肪に作り変えられます。
以上が、体の中での糖質の代謝です。また、タンパク質や脂質も、それぞれ独自の仕方で消化・分解され、分解された物質は肝臓に送られて、必要に応じてブドウ糖に作り変えられて利用されることもあります。
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